ＨCUで10日が過ぎる頃

 

天使が満面の笑顔で語りかけてきた

 

 

「オームレさん、お通じ無いね。」

 

 

ん？

 

「そろそろ出した方が良いね。」

 

 

ん？

 

 

「浣腸しようか」

 

 

 

ゑ？

 

 

「とりあえず手前までBenが来てるか指入れて確認しようか」

 

 

ユビイレテ？

 

 

「うん、ユビイレテ、」

 

 

天使のユビにはもうサックが装着されていた

 

僕はおむつをひん剥かれて、、

 

ハウゥッ

 

「うん、いけるね、浣腸いこうか」　

 

プスッ　　チューーー

 

容赦なく、無駄も無く、手慣れたプロの所作

 

僕の感情は若く可愛い天使の冷静と情熱のあいだで揺れる、

 

震える

 

 

「はい、しばらくそのままね！」

 

 

ステイ！ステイですか！

大丈夫ですか？僕の肉体の門は大丈夫ですか？

 

無理無理無理無理

 

開門開門開門

 

 

「そのままオムツにしても良いですよ」

 

 

無理無理無理無理無理

 

自尊心自尊心自尊心！

俺の自尊心！！

 

 

「差し込み便器に出す？」

 

 

それそれい！

差し込み便器持って来てください！早く！

Hey, siri　Hey, siri 　gate open!　gate open!

 

 

差し込み便器とは寝たきり介護時に尻の下に差し込む薄型便器である

 

差し込み便器された瞬間

 

 

　開　門

 

 

 

 

自由への疾走

 

 

 

あ、すごい出る

 

 

ぜんぜん止まらない

 

 

ちょ待てよ

 

 

あ、漏れる

 

 

差し込み便器の容量を上回ったBENは僕の腰を浮かした

 

 

 

すみません、すっごい出ました

 

 

「わーホントすっごいでましたねー」

 

 

 

これを境に僕のHCUでの羞恥心は完全に消滅しました