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クモ膜下出血⑪ HCU編 抜鉤(閲覧注意書き

2024.03.14

※術後の縫合部の画像があります。

苦手な方はご注意下さい

クモ膜下出血の手術は大きく二つの方法に分けられ

① 脳動脈瘤開頭クリッピング術
全身麻酔の手術で頭皮を切開し、頭蓋骨を一部取り外してくも膜下腔を経由して脳動脈瘤に到達し、動脈瘤にクリップをかけます。

②脳動脈瘤コイル塞栓術
こちらもほとんどが全身麻酔で太ももの付け根から動脈に管を入れ、血管の中から動脈瘤に到達し、治療用の細いカテーテルを用いて動脈瘤をプラチナ製のコイルで充填するものです。

 

僕の行った手術は①の脳動脈瘤開頭クリッピング術だったので頭には大きな開頭跡があり医療ホッチキスでバチバチ止められている状態でした

 

 

 

「今日抜鉤しちゃおうか!」

 

担当医が突然言い出した

 

抜鉤(ばっこう)とはその医療ホッチキスで閉じた針を外す作業である

 

言うてもまあまあデカい針で左の側頭部あたりから右の耳元までみっちり止められてるのであり

 

 

 

痛い?

 

 

 

「 うん、いたいよ。 」

 

 

 

バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン

 

 

 

 

言って!!始める時言って!!

 

 

 

痛たたたたたたたたたたったた

 

 

 

「 はい、終わりましたー 次脊髄に刺してるドレナージも抜きますね 」

 

 

 

何?そんなん入ってたの?

 

 

 

「 ちょっと痛いよー 」

 

 

 

 

はうんン

 

 

 

 

だから言って!

 

 

 

 

 

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